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新協会への移行にあたって

 このたび、当協会は新年度を期して「一般社団法人日本鉄道車両機械技術協会」として
 新たにスタートすることになりました。
  当協会は平成5年7月に運輸大臣の認可による社団法人として発足して以来、会員の皆様
のご支援のもと諸活動を続けてまいりました。そして平成20年12月に施行された公益法
人改革関連法に対応するため、新法人への移行方について広く検討を進めてきましたが、企
画委員会等での審議を踏まえ臨時総会の決議を経て平成23年10月5日に一般社団法人と
して認可申請を提出したところです。本年3月に至りその移行認可通知を受領して4月1日
に新法人への移行登記の運びとなった次第です。
  今後は、定款に記した「鉄道車両並びに鉄道に関連する機械等についての技術の進歩改善
に関する調査研究及び試験を行うと共にその知識の普及を図ること等により、鉄道の安全確
保と運営改善に寄与する」の目的を達成すべく各事業活動に取り組んでまいります。
 一方、協会の運営や活動の面では現行の形態と特に変わる点はありませんが、これを契機
に、健全な財政基盤のもとに事業活動の活性化をはかりつつ、国内外の動向や課題に即して
一層お役に立てる協会となりますよう努めてまいる所存です。
  今後とも会員の皆様方が広く意見を交わし合う有益な場として、協会がその役割を
 発揮できますよう、一層のご支援ご協力を賜りますことをお願いいたします。
                一般社団法人日本鉄道車両機械技術協会会長 長岡 弘