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平成25年度全国「車両と機械」研究発表会における特別講演会 講演要旨
以下の講演会は終了いたしました。たくさんのご聴講ありがとうございました。
（仮称）東急東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転について
東京急行電鉄では2013年3月16日より東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転を開始した。 東横線は2004年より横浜高速鉄道みなとみらい線と、副都心線は2008年より東武東上線、西武池袋線と 相互直通運転を開始しており、今回の相互直通運転開始によって鉄道事業者5社による首都圏ネットワー クの更なる充実が図られ、その利便性向上による効果は東横線をはじめとする各路線の利用者の増加と いう形で表れている。
相互直通運転に当たっては車両に５社全ての路線を走行出来るよう各種装置を搭載し、事前に各種試 運転および乗務員の習熟運転を行う必要があった。この課題に対し、2011年より東急目黒線・東京メト ロ南北線を経由した車両回送を相互に実施し、2年間に渡り各社車両の試運転、習熟運転等を行い、各社 車両の仕様の違いや不具合を事前に確認できたことが重要なポイントであった。このような準備が功を 奏し、相互直通運転開始後も大きなトラブルを発生させることなく現在に至っている。
本講演では、相互直通運転開始に向けた取組みをはじめ、今後の展開などを紹介する。
講演者 東京急行電鉄株式会社 鉄道事業本部 運転車両部 車両課 課長 門田 吉人 様
