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実務研修No.1 電気回路図面(ツナギ図)の読み方期間:2日間

開催日 2024年11月14日(木)~2024年11月15日(金)
開催場所 鉄道博物館会議室(〒330-0852 埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47)
募集期間 2024年4月1日(月)~2024年10月31日(木)
定員 10名程度【対面のみ】

電気回路図面(ツナギ図)の読み方を学び、不具合発生時の故障箇所特定のプロセスを習得する講座

受講対象者 地域鉄道事業者の入社1~10年目で、主に電気関係・故障対応などを担当する方
目的 技術継承の特に難しい電気回路の読図を習得し、不具合発生時に迅速な対応を行うことで、ダウンタイムの低減を図ることを目的とする。
目標 鉄道特有のツナギ図の構成と記号を理解したうえで、回路の動作を追うことができるよう、関連の回路を個別に抜き出して記述する方法を体験し、不具合が発生した際の故障個所を特定するためのプロセスを習得する。
講師
(株)日立製作所 鉄道ビジネスユニット Japan LoB Vehicles シニアエキスパート
野元 浩 氏
講義内容
1.電車の回路構成と機器構成の基礎
主回路、制御回路、ブレーキ回路、補助回路、戸閉回路、保安装置回路の各回路と、関連する装置の構成要素との関係を理解し、不具合時にどの回路を解析すべきかを理解する。
2.実際のツナギの構成と動作の確認
直流用抵抗制御車(205系)のツナギ図を参考に、実際の回路図面の内容と回路動作とを理解する。
3.回路の抽出の演習(グループワーク)
比較的簡単な回路をサンプルに、電源から動作機器までの回路を自ら抽出した図を作成し、個別の接点やコイルの加圧について確認し、実際の回路動作と、故障の影響などを検証する。
4.故障事例を模擬した回路のトレース
過去に発生した不具合事例などを参考に、関係する回路を追うことで、故障調査の実際を体験する。
受講料
  • 正会員:38,940円(税込)(個人正会員、及び団体正会員の会社・団体に所属する社員)
    (書籍代「205・211系直流電車 電車研究会著」1,980円(税込)を含む)
  • 非会員:47,080円(税込)
    (書籍代「205・211系直流電車 電車研究会著」1,980円(税込)を含む)
その他 2024年度は、本講座の開催は関東のみとなりますが、どなたでも受講が可能です。
申込先 (一社)日本鉄道車両機械技術協会 企画部 松田
Tel 03-3593-5611  Fax 03-3593-5613
E-mail matsuda-a@rma.or.jp
  • 申込は先着順となります。申込にあたりましては、予め空き状況を申込先までメールでご確認下さい。
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