燃焼試験

よくあるご質問

1Q
省令83条とはどういう事ですか?
A

国土交通省の省令で鉄道に関する技術基準の第83条では車両の火災対策が述べられています。第83条の第3項に「旅客車の車体は、予想される火災の発生および延焼を防ぐことができる構造および材質でなければならない。」と規定されており、解釈基準の中に要求される燃焼性(不燃性、極難燃性、難燃性)が部位ごとに定められております。
また、天井材に関しては耐燃焼性を要求されており、コーンカロリメータ発熱性試験で10分間に発生する総発熱量と最大発熱速度の基準が示されています。

省令第83条の解釈基準 基本項目と使用用途例
2Q
依頼書の会社印は部署の責任者印で代用できませんか?
A

必ず社印を押印して下さい。成績書に依頼書の写しを添付しますので、依頼書には会社名と社印を使用するよう国土交通省から指導されています。
以前の書式にありました代表者名の記名と代表社印の押印はしないで下さい。

依頼書の会社名及び社印について
3Q
試験片は4片必要ですか?
A
同一試料に対し、最低3回は試験を行わなければいけません。後の1枚は写真撮影等予備としております。必ず4片ご用意ください。
4Q
B5版の大きさがない物なのですが?
A

B5版となるよう、隙間なく並べ、端を金属等燃えない物で留めてください。

試験片の留め方
5Q
試験手数料の請求書を出していただけませんか?
A
試験手数料(受験料)は前払いとなっております。
そのため、請求書払いはお受けできませんのでご了解ください。
6Q
単体では使用しない物の試験はどのように提出すればいいですか?
A
基材に塗る・貼る等してご提出ください。
ただしこの場合、基材の内容・厚さ等も成績書に反映されますので詳しくお書き下さい。
7Q
鉄道車両用材料の燃焼性試験規格はどのようになっていますか。
A
不燃性、極難燃性、難燃性、緩燃性、可燃性に分類されます。
鉄道車両用材料の燃焼性規格(PDFファイルをダウンロード)PDFアイコン
8Q
コーンカロリメータ発熱性試験の試験規格はどのようになっていますか。
A
総発熱量、着火時間、最大発熱速度により合格、不合格に分類されます。合格の要件は以下の2通りです。
1) 総発熱量が8MJ/m2 以下で、最大発熱速度が300kw/m2 以下。
2) 総発熱量が8MJ/m2を超え30MJ/m2以下の時、着火時間が60秒以上、最大発熱速度が300kw/m2 以下。
コーンカロリメータ発熱性試験の耐燃焼性規格(PDFファイルをダウンロード)PDFアイコン
9Q
技術的な相談をしたいのですが?
A
月・金曜日に試験担当者が本部へ参ります。ご相談・ご予約は本部(西新橋TEL:03-3593-5611)にて承りますのでお電話ください。また、火・水曜日に試験担当者が燃焼試験室(調布市:0422-47-0663)にて承ります。
10Q
成績書は最短何日で頂けますか。
A
通常試験受付から成績書の発行までは1週間単位で動いています。金曜日までに協会本部で受け付けたものを、翌週、試験室で試験をして、金曜日までに成績書を発行しています。書類の不備の是正、祝日や協会行事の影響等もありますので、できれば金曜日の午前中にまでに依頼品一式を協会本部にお送り下さい。また、書類等に不備が是正されない場合は、発行が遅れることもあります。
11Q
領収書を頂けませんか?
A
現金書留で送付されたときや本部で直接現金で支払われたときは領収書を発行しています。銀行振込の時は、領収書を発行しませんので、振込書をもって領収書として下さい。
12Q
成績書を再発行して頂けませんか?
A
成績書の再発行はしておりません。成績書をなくさないようにして下さい。また、お申し込み時には、試料明細等の内容を良く確認して間違いのないようにして下さい。商品名が変わったときも再発行しておりませんので、ご注意下さい。
13Q
電子振込なので、振込書がないのですが、どのようにしたら良いでしょうか。
A
コンピュータの画面のコピーでも構いません。振込日、振込金額、および振込者が分かるものをお送り下さい。
14Q
海外規格(UL規格、EN規格等)を取得している物ですが、鉄道車両用材料燃焼性試験を受ける必要がありますか?
A
鉄道車両用材料燃焼性試験は、国土交通省が旅客車の火災対策として省令で定めたもので、他の規格との互換性はありません。したがって、国内の旅客車で使用する材料に対しては、車両の部位ごとに定められた燃焼性(不燃性、極難燃燃性、難燃性)を取得する必要があります。
15Q
国土交通省の建築関係の不燃性を取得しているのですが、鉄道車両用材料として使用する場合に新たに試験を受ける必要がありますか?
A
建築材料の不燃性、準不燃性、難燃性の試験は、鉄道車両用材料の燃焼試験と方法および規格が異なっているため、鉄道車両用材料としては使用できませんので、新たに受験して下さい。
16Q
鉄道車両用材料燃焼性試験はJIS等の規格で定められていますか。
A
鉄道車両用材料燃焼性試験は、国土交通省の車両の技術基準の解説書に書かれたもので、JIS等の規格には定められておりません。
17Q
試験片サイズのB5サイズはわかりますが、厚さはどのように決めたら良いのでしょうか?
A
試験片の厚さは、実際に車両で使用する材料の厚さで試験をして下さい。
18Q
車両部品の厚さが場所によって異なっているのですが、厚さをどのようにしたら良いでしょうか?
A
部品の厚さで面積の多い主要部分の厚さで試験をするとともに、一般的には材料は薄い方が燃えやすいので、薄い部分の厚さで試験を実施し、どちらも同じ燃焼性であれば、全体として同じ燃焼性持つと判断すると考えてはいかがでしょうか。
19Q
A4サイズの試験片があるのですが、A4サイズで提供しても良いでしょうか?
A
試験の判定は、B5サイズを基本にしています。例えば火勢については、「炎が試験片の上端を超えるか否か」、炭化については、その範囲が「試験片の1/2を超す面積か否か」などです。したがって、A4サイズは、カットしてB5サイズにして下さい。
20Q
試験片サイズのB5サイズは、正確に182×257mmでないといけないのですか?
A
5~10mm程度の誤差があっても構いません。多少小さめでも、上端を規定に位置までずらせて揃えることができますが、大きめだと、試験台の下に当たり、上に突き出すため、大きめより小さめの方が良いです。
21Q
細いケーブル(電線)の試験片の作成方法を教えて下さい。
A

細いケーブルなどの試験片を被覆材の単体ではなく、ケーブルから作る場合は、針金等で作るのは大変な作業となります。その場合は、アルミ粘着テープを使用する方法があります。その場合は上下端を約10mm幅でアルミテープで留めます。中央部はケーブルがバラバラにならないよう、同様に約10mm幅に裏側からアルミテープで留めます。その場合、炎が当たる中央部は避けて下さい。上端、下端から縦方向の1/3程度の位置を止めます。表側は炎が当たるため、アルミテープは炎が当たらない左右の両端部の端を除いて、裏側のみ貼るようにして下さい。

アルミテープによる試験片の作成例

22Q
コーンカロリメータ発熱性試験は、鉄道車両用材料燃焼性試験で不燃性を取得した後でないと試験できないのですか?
A
コーンカロリメータ発熱性試験で合格しても、鉄道車両用材料燃焼性試験で不燃性を取得しないと天井材として使用できません。コーンカロリメータ発熱性試験は鉄道車両用材料燃焼性試験の手数料より4倍以上高いので、鉄道車両用材料燃焼性試験を先に実施し、不燃性を取得した後、コーンカロリメータ発熱性試験を実施するよう推奨しています。もし、不燃性を取得する自信がある場合や、費用が惜しくないのであれば、両方の試験を一度に申し込んだり、コーンカロリメータ発熱性試験を先に実施しても構いません。

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Acrobat Readerが必要です。あらかじめソフトをダウンロードしてからご利用ください。Adobe Readerはアドビシステムズ社より、無償で配布されています。